もみほぐしだけでは限界がある理由|体を部分で診ることの問題点

施術をしていて、こんな経験はありませんか。

「一生懸命揉んだのに、翌日にはまた元に戻っている」
「同じ場所を何度施術しても、根本的に改善しない」
「なぜこの施術で良くなるのですか?と聞かれて、うまく答えられなかった」

もしひとつでも当てはまるなら、この記事はあなたのために書きました。

もみほぐしで起こっていること

もみほぐしは、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善する効果があります。施術後に「楽になった」と感じるのは本当のことです。

ただし、それは「症状を一時的に和らげている」ことがほとんどです。なぜかというと、多くの場合、痛みや不調の原因は「揉んでいる場所」にないからです。

体を「部分」で診るとはどういうことか

肩がこっている人の肩を揉む。腰が痛い人の腰をほぐす。これは「部分を診ている」状態です。症状が出ている場所=原因の場所、という前提で施術しています。

しかし実際には、肩こりの原因が胸椎の動きの悪さにあったり、腰痛の原因が骨盤の傾きや股関節の硬さにあったりすることは珍しくありません。痛みは「結果」であって「原因」ではないことが多いのです。

具体的な例で考えてみましょう

右肩がこっている方がいたとします。右肩の僧帽筋をひたすら揉んでも、翌日には元に戻る。

もみほぐしは施術の入口として非常に価値があります。しかし、それだけで「なぜ良くなるのか」を説明できないとしたら、施術家としてもっと先に進める可能性があります。

  • この症状の「本当の原因」はどこにあるのか?
  • 施術前に何を確認(検査)すれば、原因を特定できるのか?
  • 体のどこを診れば、次に何をすべきか判断できるのか?

この問いに答えられるようになることが、「体全体を診る施術家」への道です。FINESSE Labでは、こうした「診断の思考」を基礎から学べるコンテンツを発信しています。

まとめ

  • もみほぐしは症状を一時的に和らげる効果がある
  • しかし痛みの原因は「揉んでいる場所」にないことが多い
  • 体を部分で診ると、根本的な改善につながりにくい
  • 「体全体を診る」ことで、施術の精度と自信が上がる

症状に振り回されず、原因を見つけて施術できる施術家を目指しましょう。

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